プログラム

 

日程表(9/29)     日程表(9/30)

大会長講演

座長:吉澤 靖之(東京医科歯科大学 学長)
演者:福原 俊一(京都大学大学院医学研究科 社会健康医療系専攻 医療疫学分野 教授)

国際シンポジウム

この国際シンポジウムは、世界レベルで起きている医療のパラダイムシフトを牽引している二つの潮流、Patient Reported Outcomes (PRO)と医療デジタル革命、を取り上げる。 PRO研究の世界的権威であるJohn E. Ware氏を米国より招聘し最先端のPRO測定評価法について、また医療デジタル革命の最前線でご活躍中の武藤氏、澤氏に、現状と展望を語っていただく。福原氏は、デジタル革命とPROの本格導入が、医療と臨床研究にもたらすインパクトについて解説する。

座長:永井 良三(自治医科大学 学長)
筧 善行(香川大学 学長)
演者:John E. Ware, PhD(マサチューセッツ大学 教授)
澤 智博(帝京大学医学部麻酔科学講座)
武藤 真祐(医療法人社団鉄祐会 理事長)
福原 俊一(京都大学大学院医学研究科 社会健康医療系専攻 医療疫学分野 教授)

教育講演1「臨床研究を取り巻く法的諸問題について」

近年、「改正個人情報保護法」、「次世代医療基盤法」、「臨床研究法」など、本邦における臨床研究を巡って様々な法規制が進められている。それぞれについて、第一線の専門家に解説していただく。

教育講演2「臨床疫学研究の最前線」

学会参加者から特に要望の高かったテーマ(未測定交絡の調整、ネットワークメタアナリシス)における最新の知見に関して、エキスパートに教育講演をしていただく。

シンポジウム「保健医療介護ビッグデータ研究の人材育成」

NDB・DPCなどの保健医療ビッグデータや、介護ビッグデータを用いた研究が近年広まりつつある。しかしこれらの研究には、臨床医学・疫学・統計学の知識のみならずデータベースに関連する知識も必要となり、学際的なチームによる研究体制の構築が不可欠である。また、ビッグデータ研究の担い手となる臨床家やデータアナリストの人材は不足しており、その育成が急務である。本シンポジウムでは、保健医療介護ビッグデータ研究の顕著な実績のある演者らを招き、人材育成の現状と今後についてディスカッションする。

座長:康永 秀生(東京大学大学院医学系研究科臨床疫学・経済学 教授)
演者:小林廉毅(東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学 教授)
中山健夫(京都大学大学院医学研究科健康情報学分野 教授)
田宮菜奈子(筑波大学 医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野 教授)
康永秀生(東京大学大学院医学系研究科臨床疫学・経済学 教授)

産学連携セッション「地域包括ケアシステムにおけるICT活用による医療の質の向上と効率化の両立」

高齢化社会において多剤投与、残薬の問題、認知症、医療費の増加など多くの課題を抱える中、政府は地域包括ケアシステムを推進している。介護職を含め多職種の連携・協働も重要となっている。それらを解決するためにはICTの活用、ビッグデータの解析、AIの臨床応用は大きく期待されている。様々な立場の方々からプレゼンしていただき、今後の方向性をディスカッションする。若手臨床疫学者にとっては今後の研究テーマのヒントにしていただきたい。

座長:宮田 俊男(医療法人社団DENみいクリニック、国立がんセンター 企画戦略室)
演者:羽鳥 裕(日本医師会常任理事)
三津原 庸介 (日本調剤専務取締役)
吉崎 敏文(日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 ワトソン事業部長)

PROシンポジウム「革新的QOL尺度QGEN-10®と複合併存疾患インパクト尺度QDIS-7®

QGEN-10®は、PROMIS(Item Bankに関する大規模公的共同研究プロジェクト)などを経てWare博士によって開発された包括的QOL尺度である。10項目と項目数が少ないにもかかわらず、測定精度および測定範囲(天井効果や床効果の改善)が従来の尺度に比較して格段に向上しており、今後SF-toolを置き換えることが予想されている。
QDIS-7®は、複合慢性疾患の併存(multi-morbidity)が常態的な超高齢者が医療資源の大半を消費する時代を迎え開発された、慢性併存疾患のインパクトを測定する尺度である。従来のcomorbidity indexと異なり、開発時のvalidationのアウトカムに死亡ではなく、QOLを用いているのが特徴である。また、測定のmetricは、慢性疾患の種類にかかわらず標準化されているため、異なる疾患間の比較が、そして国民標準値との比較が可能である。

座長:福原 俊一(京都大学、福島県立大学)
演者:John E. Ware, PhD(マサチューセッツ大学 教授)

Meet the Database

 
本邦における観察研究は端緒についたばかりであり、5大臨床医学雑誌にアクセプトされるような質の高い研究が非常に少ないのが現状である。その要因の一つに、若手研究者がアクセスでき研究に活用できるDatabaseが少ないことがある。そこで我が国の主要なDatabaseの代表者にご登壇頂き、それぞれのDatabaseの特徴・妥当性研究の有無・強みと限界点・具体的な研究例・アクセスの申請要件、などを説明して頂く。
本邦における観察研究は端緒についたばかりであり、5大臨床医学雑誌にアクセプトされるような質の高い研究が非常に少ないのが現状である。その要因の一つに、若手研究者がアクセスでき研究に活用できるDatabaseが少ないことがある。そこで我が国の主要なDatabaseの代表者にご登壇頂き、それぞれのDatabaseの特徴・妥当性研究の有無・強みと限界点・具体的な研究例・アクセスの申請要件、などを説明して頂く。

臨床研究、プレッシャーバトル!! リサーチクエスチョン公募

下記の「お題(シナリオ)」をもとに構造化したリサーチ・クエスチョン(RQ)を、学会参加者から公募、提出していただく。(応募多数の場合は一次審査)提出されたRQを、「専門家ゲスト」(日本の臨床研究をリードしている中堅臨床研究者)と、聴衆が、それぞれ評価し、ランキングする。投稿者と専門家の間でインタラクションをしながら、専門家からの厳しくも暖かい助言を加えつつ、RQをブラッシュアップして行く。多くの臨床家や臨床疫学を学んでいる参加者の応募を期待する。
お題(シナリオ):高齢者の転倒
高齢化に伴い介護を必要とする高齢者数が増加していますが、その大きな原因のひとつに「転倒」があります。高齢者の転倒は、大腿骨骨折やケガ等の直接的な影響に加えて、転倒を繰り返す不安から身体活動量が減りフレイルになる等の間接的な影響につながっていきます。本セッションでは、転倒後の治療やケア(大腿骨骨折手術、リハビリテーション等)のほか転倒予防(多剤併用防止、身体機能トレーニング、生活環境調整等)など、「高齢者の転倒」に伴う問題をテーマとしたリサーチ・クエスチョンを考えてみましょう。

座長:二宮​ 利治(九州大学大学院医学研究院 衛生・公衆衛生学分野)
指定コメンテーター:本多 通孝(福島県立大学)、西垣 昌和(京都大学 人間健康科学系専攻)、板谷 崇央(京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 医療疫学分野)

最新の統計手法を臨床家が用いたら? 演者公募

回帰不連続デザイン・操作変数法・時間依存性解析・ベイズ解析など、統計手法は日進月歩で、臨床家も最新の統計手法を積極的に活用している例もみられるようになった。しかし、そのような手法が果たして適切に選択され、使用されているかはBlack Boxのままである。そこで当セッションでは、最新の統計手法を自らが用いて出版した論文内容を臨床家が説明し、これを統計専門家がレビューし注意点や改善点を明らかにする。多くの臨床家からの応募を期待する。

座長:山中 竹春(横浜市立大学 医学部 臨床統計学)
コメンテーター:田栗 正隆(横浜市立大学 医学部 臨床統計学)、田中 司朗(京都大学大学院医学研究科 臨床統計学)

京都大学MCRミニライブ 演者公募 セッション参加は事前登録制

MCR(Master Program for Clinical Research)は、2000年に京都大学に設置された本邦初のSchool of Public Health(SPH)の中に、2005年に開講した臨床医を対象とした1年制の特別コースである。開講10年を超えて多くの卒業生が臨床研究者として活躍している。 臨床研究計画法(通称プロマネ)は、10科目以上あるMCR必修科目の中でもハイライトとも言うべきものである。個々の院生が自身のリサーチ・クエスチョン(RQ)に基づいた研究のデザインを発表し、受講生や担当教員による形成的な検討、評価、フィードバックを通じて質の高い研究プロトコールの作成を学習する。 本セッションでは、このプロマネに準じて、学会参加者から提出された演題と抄録(研究計画だけでも可)を当日発表してもらい、これにMCR担当教員と参加者がコメントし切磋琢磨しあう場が提供される。研究プロトコール作成の流れを実体験し学習していただくとともに、参加者間に横のつながりができれば幸いである。臨床家各位の実臨床に基づいたユニークなRQを幅広く募集する。

京都大学MCRミニライブ1
座長:古川 壽亮(京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康要因学講座 健康増進・行動学)
指定発言者:池之上 辰義(京都大学医学研究科 社会健康医学系専攻 医療疫学分野)
京都大学MCRミニライブ2
座長:中山 健夫(京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学)
指定発言者:渡辺 範雄(京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康要因学講座 健康増進・行動学)

統計ハンズオンセミナー セッション参加は事前登録制

臨床研究の解析・論文化にあたっては、適切な統計解析手法を選択し、適切に実施する必要がある。そこで、本セミナーでは気鋭の講師を招き、参加者が解析のためのプログラムの選択および実行を、統計解析ソフトを用いて体験しながら学ぶ。ハンズオンでの実践的学習により理解を深めることが期待される。予定されているテーマは、準実験デザインなどである。(学会員は早期登録可能)
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研究実践ワークショップ 企画公募→受付終了 セッション参加は事前登録制

研究実践ワークショップは7セッション行います。各ワークショップは定員に達し次第締め切りますので予めご了承ください。
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スペシャルグループワークショップ セッション参加は事前登録制

救急/集中治療、プライマリケア、多職種の3つのスペシャルグループワークショップを行います。
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Meet the Expert セッション参加は事前登録制

Meet the expertセッションは、参加者が、臨床研究のエキスパートと少人数で語りあうことができる貴重な場を提供する。研究の学習方法やキャリア形成の相談などが可能。また普段などでは聞けないようなこぼれ話も。事前登録制。(学会員は早期登録可能)
9/29(土) 福原​ 俊一​ 理事、康永​ 秀生​ 理事、二宮​ 利治​ 理事
9/30(日) 川上​ 浩司​ 理事、宮田​ 俊男​ 理事、宮田​ 裕章​ 理事

公募 について
ワークショップ公募期間:2018年3月1日(木)10:00~3月22(木)17:00 まで
その他セッション公募期間:2018年4月2日(月)10:00~7月17(火)17:00 まで

セッション参加の事前登録制 について
会 員:4/2(月)10:00~9/7(金)17:00 先行予約受付!
非会員:4/16(月)10:00~9/7(金)17:00

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